<緊急全国署名>柏崎刈羽原発の再稼働に反対します
https://kiseikanshi.main.jp/2025/11/21/22666/
ネット署名はこちらから
新潟県花角英世知事が、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を「了解」したと表明しました。県議会にて判断を仰ぐとしています。
新潟県が実施した県民アンケートにおいて、「再稼働の条件は整っているか」との設問に対し、「そうは思わない」「どちらかといえばそうは思わない」との回答が6割を超えました。
県民の意思は既に示されています。県民意思を確認すると繰り返し述べてきた知事がなぜ再稼働を「了解」できるのでしょうか。
東電に原発を運転する資格がないことは、この間の制御棒トラブルや社員が機密文書を持ち出す不祥事からも明らかです。屋内退避で被ばくを強要する避難計画に対し、住民が不安を抱くのは当たり前のことです。
反対するのは県民が理解していないからだと言わんばかりの「了解」会見に怒りを禁じえません。
東電福島第一原発事故がそうであったように、原発事故の影響は全国に及びます。柏崎刈羽原発の電気は首都圏に送られますが、そのために多くの人を不安と恐怖に陥れることはゆるされません。
全国から、再稼働反対の声を届けしょう!緊急の全国署名を立ち上げました。
第一次集約は11月30日です。新潟県議会12月定例会の開会前日の12月1日に新潟県庁にて提出行動を行う予定です。急ぎ署名及び拡散をお願いします。
ネット署名はこちらから
紙版はこちらから
http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2025/11/kinkyu.pdf
◆緊急全国署名◆柏崎刈羽原発の再稼働に反対します
新潟県知事 花角 英世 様
新潟県議会議長 青柳 正司 様
東京電力ホールディングス株式会社 代表執行役社長 小早川 智明 様
柏崎刈羽原発の再稼働について、新潟県が実施した県民アンケートにおいて、「再稼働の条件は整っているか」との設問に対し県民の6割が「そうは思わない」「どちらかといえばそうは思わない」と回答しました。市民団体が実施した調査においても県民の約6割が再稼働に反対の意を示しています。
福島第一原発事故は終わっていません。多くの人たちが今までの暮らしやコミュニティ、故郷を失いました。廃炉作業は遅々として進んでいません。処理汚染水の放出、「復興再生利用」という名で、除染で生じた土の拡散も進められようとしています。
柏崎刈羽原発では、核防護上の不祥事による運転停止が解けてからもトラブルが絶えません。この8月には、再稼働予定の6号機で制御棒1本が引き抜けないトラブルが発生していますが、原因は未解明なままです。東電に原発運転の資格はありません。
避難計画の実効性は確認されていません。集落が孤立し、避難も屋内退避もできない状況が生じるといった能登半島地震の教訓は反映されていません。柏崎刈羽原発は豪雪地帯に立地していますが、即時避難が必要な5キロ圏でも、大雪後の除雪等で避難できない場合は自宅等への屋内退避となり、大量の被ばくが避けられません。5キロ以遠でも屋内退避の継続が優先され、被ばくをさせてでも避難させない計画になっています。
柏崎刈羽原発は、東北地方の日本海沿岸および日本海から信州・北陸に至る活断層帯の真っただ中に位置しています。日本海側の海域活断層の長期評価に関する審査は継続中です。2007年の中越沖地震(M6.8)では設計の想定を超える揺れにおそわれました。再び想定外の地震におそわれる懸念はぬぐえません。
原発の稼働によって生み出される高レベル放射性廃棄物の処分も決まっていません。原発の再稼働は「核のごみ」を増やすだけです。
東電原発事故がそうであったように、原発事故の影響は全国に及びます。柏崎刈羽原発の電気は首都圏に送られますが、そのために多くの人を不安と恐怖に陥れることはゆるされません。全国から声を届けます。私たちは柏崎刈羽原発の再稼働に反対します。柏崎刈羽原発の再稼働に同意しないでください。再稼働をやめてください。
署名呼びかけ団体:
原子力規制を監視する市民の会 規制庁・規制委員会を監視する新潟の会
ひだんれん/原発事故被害者団体連絡会 脱原発福島ネットワーク
原発を考える品川の女たち 国際環境NGO FoE Japan