「奇跡の海」に核のゴミ?! 上関中間貯蔵施設計画の白紙撤回を求める院内集会
5月12日(月) 11:00~13:00(開場10:30)
衆議院第二議員会館「第四会議室」(国会議事堂前駅、永田町駅)
現地報告
講演『地形と地質から見た上関への原子力施設建設の危険性〜瀬戸内海西部の歪蓄積度と活断層の状況〜』
講師:広島県自主防災アドバイザー 越智秀二さん
講演『瀬戸内海、周防灘、上関の自然とその価値』
京都大学名誉教授 加藤真さん
主催:原発に反対する上関町民の会/上関原発を建てさせない祝島島民の会/
上関の自然を守る会/原発いらん!山口ネットワーク/原水爆禁止山口県民会議
お問い合わせ:TEL 083-922-1841(原水爆禁止山口県民会議)
2023 年8月、中国電力は関西電力と共同で、原子力発電所の使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設について、山口県上関町に建設を検討していることを明らかにしました。現在は、現地で行われていた建設可否を判断するためのボーリング調査が終わり、適地判断に向けた調査の分析が進められています。
予定地周辺は、世界的な絶滅危惧種カンムリウミスズメなどが生息する生物多様性のホットスポットであり、環境省の生物多様性の観点から重要な海域にも選定されています。工事により大規模な自然破壊や漁業への影響が懸念されます。
また南海トラフ地震や津波など過酷事故が起これば瀬戸内海全体が汚染されてしまいます。
この集会において、中間貯蔵施設の問題点や上関町現地の状況を知っていただき、計画の白紙撤回に向けた運動をより前進させていきたいと思います。