命をつなぐ地球環境を 9.16さようなら原発全国集会 開催される
9月16日、代々木公園で、「命をつなぐ地球環境を」をテーマに、さようなら原発全国集会(主催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会/連絡先:さようなら原発1000万人アクション実行委員会)が、開催され、約5000人の市民が参加した。生活者ネットワークメンバーも参加。
会場には、30以上の市民活動団体などがブース出店し、原発再稼働阻止・脱原発、原発被害者訴訟への支援、戦争反対、再生エネルギーの拡大などを、アピールした。
オープニングライブは、シンガーソングラーターの片平里菜さん。
トークライブでは、呼びかけ人として、佐高信さん(評論家)、落合恵子さん(作家)、鎌田慧さん(ルポラーター)が登壇。落合恵子さんは、「けっしてあきらめない。必ず正義は打ち勝つと信じる」と述べ、原発問題にふれない総裁選、裏金問題の自民党を批判、「原発を進める政権を支持しない」と訴えた。
「女川原発の再稼働を許さない!みやぎアクション」の多々良哲さん、「これ以上海を汚すな!市民会議」(福島第一原発の汚染水海洋放出問題)の織田千代さん、「3.11甲状腺がん子ども支援ネットワーク」の阿部ゆりかさん、「東海第二原発運転阻止訴訟原告団」の相楽衛さん、気候変動に対して気候正義を求める声をあげる「Fridays For Future Tokyo」の大学生二人・二本木葦智さんと中村千博さん、「核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会」(むつ中間貯蔵施設問題)の栗橋伸夫さん、「新潟平和運動センター」(柏崎刈羽原発再稼働問題)の有田純也さんらが、それぞれ活動を報告し、参加をよびかけた。
集会後、参加者は、原宿コース、渋谷コースの2コースで、デモ行進。「命をつなぐ地球環境を!」「待ったなし!温暖化・脱原発」「 NO NUKES!Climate Justice!」のプラカードを掲げ、「老朽原発再稼働反対」「フクシマを忘れない」「汚染水海洋放出反対」「すべての原発を廃炉に」「原発はいらない」とコールして街の人たちにアピールした。