一人ひとりの暮らしに一番近い地域政党として 「変わらない」政治を、地域から変える!
山内玲子 東京・生活者ネットワーク代表委員/前都議会議員
2024年は能登半島地震、羽田空港事故の発生と、衝撃と緊迫の年明けとなりました。東京・生活者ネットワークは、より緊張感をもって政治に取り組んでまいります。
昨年を振り返ると、政治とカネの問題、相次ぐ閣議決定による防衛力強化・武器輸出拡大、原発回帰等々、目に余る事態が加速度的にすすめられました。主権者である市民をないがしろにし、金銭感覚が市民と甚だしくかけ離れた「政治の私物化」の極みです。
一方、市民の生活は、コロナ禍や物価高騰等により貧困・格差や孤立が深刻化し、とくに子どもや若者、女性への負担が顕著となりました。子どもの不登校・いじめ・自殺は過去最多となり、介護は崩壊の寸前に直面しています。また、気候危機は猛暑や強烈な寒波となって日常生活を脅かしています
こうした「政治と民意の乖離」のなか、市民が求めているのは、市民の生活をしっかり支える政治です。安定した生活の保障、人権と多様性の尊重、子ども政策の充実、2025年問題対策、気候変動対策と自然保護等、生活の課題に真摯に向き合う政治です。民意を反映するために、「変わらない」政治を、地域から変えなくてはなりません。
東京・生活者ネットワークは、約半世紀にわたりあきらめることなく連綿と、市民とともに、女性の視点・生活者の声をあげ、市民の政策を実現してきた市民自治のパイオニアです。今、「市民力」がいたるところに芽吹いています。一人ひとりの暮らしに一番近い地域政党として、市民不在の政治から地域発!市民自治の政治へ、参加型市民政治を進めるべく次代へと飛躍してまいります。