2021衆院選 大河原まさこさん東京比例で当選! 立憲民主 東京ブロックで12人当選
2021衆院選 大河原まさこさん東京比例で復活当選! 立憲民主 東京ブロックで12人当選
東京・生活者ネットワーク
10月31日、第49回衆議院議員選挙が執行された。投票率は55.93%。前回の衆議院選挙より2ポイント程上回ったものの、戦後3番目に低い結果に終わった。
東京・生活者ネットワークは今回の、4年越しの総選挙をローカルから政治を変えるチャンス、政権選択を問う選挙ととらえ、2021年衆院選取り組み方針に基づき、立憲民主党公認候補19人を推薦、応援態勢で臨んだ(政策協定は次の5項目:①憲法にのっとり、平和、国民主権、基本的人権を尊重する②地域主権を確立する③社会保障を充実させる④原発ゼロ、省エネルギー、再生可能エネルギー政策を推進する⑤国会議員の女性比率5割をめざす)。
■東京・生活者ネットワーク推薦候補選挙結果(敬称略)
東京1区・海江田万里・前・当選(比例復活)/2区・松尾明弘・前・落選/3区・松原仁・前・当選/東京5区・手塚仁雄・前・当選/6区・落合貴之・前・当選/7区・長妻昭・前・当選/8区・吉田晴美・新・当選/9区・山岸一生・新・当選/10区・鈴木庸介・新・当選(比例復活)/11区・阿久津幸彦・前・落選/13区・北條智彦・新・落選/14区・木村剛司・元・落選/15区・井戸正枝・元・落選/16区・水野素子・新・落選/18区・菅直人・前・当選/19区・末松義規・前・当選/21区・大河原雅子・前・当選(比例復活)/23区・伊藤俊輔・前・当選(比例復活)/25区・島田幸成・新・落選
岸田自公政権NO! 命と暮らしを守るための政治への転換を! 生活者ネットワークは、推薦候補を支えるべく各地で、国民・市民のための政権、野党による政権誕生をと大きく声をあげ、東京選挙区では一定の結果を得ることとなった。とくに東京21区では、元東京・生活者ネットワーク都議会議員(3期10年)でもある大河原まさこ候補を応援。この3月突然の脳出血に見舞われ中途障がい者となった大河原候補は、これまで力を入れてきた環境・福祉優先、子ども・ジェンダー平等政策推進に加え、高齢になっても障がいがあっても誰もがその人らしく生きる、共に生きる社会を実現することこそが私の使命! と力強く訴えたことは記憶に新しい。
しかしながら、小選挙区289、比例代表176、合計465の議席をめぐる選挙結果は、自民261、公明32、維新41、国民民主11で合わせて345議席、「野党共闘」勢力は、立憲民主96、共産10、社民1、れいわ3で合わせて110議席、無所属10議席である(注)。自民党への批判票は、自民補完勢力である維新へと流れ、維新はまさかの約4倍増。言い換えれば、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2である310議席を大きく上回る345議席を獲得したことにもなった。
岸田総理が掲げる「新しい資本主義」とは一体何か。これまでのアベ政治を総括しているかにみせてはいるが、内実は、隠ぺい・改ざんが常態化する一握りの強者のための政治、これまでの新自由主義、アベノミクスの矛盾と失敗を塗り替えた看板の掛け替えに過ぎないではないか。コロナ禍でダメージを受けた人々への再配分政策の実施、世代を越えて持続可能な社会保障制度のあるべき形に注視するとともに、原発推進にくわえ改憲問題にも目が離せない岸田自公政権が本格スタートする。
31日は葛飾区長選挙、区議会議員選挙の告示日でもあった。
生活者ネットは、ローカル・市民発! 地域から政治を変える力となるために、葛飾・生活者ネットワーク 沼田たか子の議席確保に臨む。勝利あるのみ!
注:公示前勢力は、自民276、公明29、維新11、国民民主8、立憲民主109、共産12、れいわ1、社民1、NHK党1、諸派1、無所属12、欠員4