2021都議選を終えて/岩永やす代(北多摩第二)トップ当選!杉並(次点)、世田谷(次々点) 及ばず
2021東京都議会議員選挙が終了しました。
長引く新型コロナウィルス禍でひともまちも疲弊し、生活困窮や、職・住まい喪失が突如として我が身に押し寄せる状況にある中での都議選。東京・生活者ネットワークは、44年の歳月、市民とともに活動を積み上げてきた「地域政党」をアイデンティティに、「オリンピックより命と生活が大事」「ジェンダー平等の視点で、多様な声を政治にいかす」「原発ゼロ!地球温暖化対策を東京から」を大きな政策の柱に掲げ、街頭では、ウイズ・コロナに立ち向かい、さらにはアフター・コロナを見すえた市民生活の建て直し、介護や子どもの育ち支援、エネルギー自立都市東京をめざす具体提案を訴え全力で戦いました。
しかし、相も変わらず国政選挙の前哨戦と化した都議選投票率は過去2番目に低い42.39%となり、東京・生活者ネットワークは、北多摩第二(国分寺市・国立市)の1議席を保守したものの、杉並(次点)、世田谷(次々点)と一歩及ばず、非常に残念な結果となりました。
一方、北多摩第二選挙区(国分寺市・国立市)で、岩永やす代がトップ当選したことは、市民の議席として、日々地域を歩き、ひとり一人の声に真摯に向き合ってきた36年の実績に対する評価であり、自治を貫こうとする市民の大いなる意欲の賜物と、さらなる奮起を促されることになりました。また、同日に行われた国分寺市議補選では、国分寺・生活者ネットワークの市議会の議席のバトンを、岩永やす代から小坂まさ代に渡すローテーションを果たすことができました。
東京・生活者ネットワークは、国政政党のピラミッド構造の下部に位置するような地方議会に飽き足らない、自治を希求する、おおぜいの市民の声を政治に反映すべく、今後も、決してあきらめることなく粘り強く地域に根を張り、存在意義を示してまいります。