2016参院選本格始動!「大河原まさこさんを再び国政へ送り出そう!」全国勝手連発足集会開催される
新年も明けて2月。2016年はあらゆる意味で決戦の年、時代を画するまたとないチャンス、「市民が制する!夏の参議院選挙」が日一日、また一日と近づいている。
今夏の参議院選挙(比例代表)において、大河原まさこさん(東京・生活者ネットワーク元代表委員)の推薦を決定した生活者ネットワークは、都議、市・区議とのコラボ街宣をはじめ、各地で大河原まさこさんとのジョイント集会を開催するなど、参院選に向けての取り組みが本格化している。
そうした折りの1月15日、「大河原まさこさんを再び国政へ送り出そう!」を合言葉に、いよいよ「全国勝手連発足集会」が開催された。北海道から九州まで、全国市民政治ネットワークに連なる全国各地のローカルパーティが、運動グループを形成する生活共同組合の仲間、市民らが会場となった参議院議員会館に集結。国家権力の暴走を止め、国政においても市民の意思が反映される政治を実現に向けるために、都議3期10年、参議院議員1期6 年、ステージを超えてクリーンでフェアな政治を進めてきた大河原まさこさんこそを再び国政へ送り出そう! いのちと暮らしが大切にされる国政を取り戻そう! 改憲改悪勢力3分の2を絶対阻止しよう! と誓い、元気に活動のスタートを切った。
★「大河原まさこさんを再び国政へ送り出そう!」全国勝手連、サポーター募集中!
連絡先:千代田区飯田橋1-8-9 ニューシティ―ハイツ飯田橋401 TEL.03-6661-8309 FAX.03-6661-8325
★ 奥田知志さん基調講演から
立憲主義が守られ、国民・市民の生存権と国の社会的使命を規定する 憲法25条が行き渡る社会を!
この日、基調講演の労を担われたのは、奥田知志さん(NCC牧師)。北九州市で1990年にホームレス支援組織「北九州越冬実行委員会」の事務局長に就任した奥田さんは、翌年には「NPO法人北九州ホームレス支援機構」を設立。キリスト者としての活動に留まらない、路上生活者の自立生活支援を続けてきた。そして、この28年間で2800人の路上生活者が自立していったというから、1年間に100人の計算だ。
「路上で生活するしかない、できないのは自分がダメだから。こんなことになったのは自己責任。社会を覆うそういう風潮・・・。
だが、本当にそうだろうか」と奥田さんは私たちに問いかける。雇用労働政策の無策。否、日々再生産されていく格差とそして分断、そこに安倍的教育改革が拍車を駆ける。自助が効かない人をつくっておいて自己責任を問うその社会に、公助のしくみは欠落している。解釈改憲で戦場に行くのは人、「アメリカ―戦争する国の人びと」(監督:藤田幸久、森の映画社)、あのドキュメンタリー映像そのままに、格差と貧困、そして分断が戦争要員をつくり出していく。
今、止めなければ。奥田さんの路上生活者支援は、だから人の尊厳を守りぬく運動、そして平和運動なのだ。奥田さんは、だから大河原まさこさんには、立憲主義の回復はもちろん、何としても憲法25条を守りとおすことを、人が人として生きることがあたり前にできる、そういう政策を進めていってほしいと結ばれた。
★憲法25条では、社会権のひとつである生存権と、国の社会的使命について規定している。