「戦争させない・9条壊すな! 9.4総がかり行動」に「自治体議員立憲ネットワーク」メンバーが参加
9月4日夕刻から、日比谷野外音楽堂で、「戦争させない・9条壊すな! 9.4総がかり行動」集会が開催されました。主催は、「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で9条を壊すな!実行委員会」。
安倍政権は7月1日、「集団的自衛権」行使を容認する憲法解釈変更を閣議決定しました。これは憲法9条の理念を破壊し、「戦争する国」へと日本のありかたを変えるもので、「立憲主義」、「平和主義」の原則を無視した暴挙です。今後、安倍政権は、この閣議決定に沿って、関連法案を準備し、国会に提出する方針です。また、今秋に予定される「日米防衛協力ガイドライン」の見直しにも反映させるとしています。
この政権の暴走を許さず、憲法違反の閣議決定を撤回させようと、全国から市民が結集した集会に、東京・生活者ネットワーク始め、全国市民政治ネットワークの全議員が参加する「自治体議員立憲ネットワーク」メンバーも参加しました。
集会の司会は、講談師の神田香織さん。法政大学教授で立憲デモクラ―の会共同代表の山口二郎さんの怒りに満ちた開会あいさつで集会がスタート。小室等さん、雨宮処凛さん、落合恵子さんなどの発言に続き、民主党・共産党・社民党国会議員のあいさつ、日
弁連の山岸良太さん、立憲デモクラシーの会・上智大学教授の中野晃一さんの連帯あいさつがあり、各地からの報告として、琉球大学教授の高良鉄美さん、沖縄読谷村の彫刻家金城實さん、戦争をさせない北海道委員会、パレスチナ・ガザ地区を取材してきたジャーナリストの志葉玲さんなどの発言がありました。
集会終了後、日比谷野外音楽堂の内外に参加した約5500人が、日比谷公園西幸門~東京電力本社前~銀座~数寄屋橋~東京駅のコースでデモ行進。「集団的自衛権行使容認反対!」「戦争関連法案成立を阻止しよう!」「憲法違反の閣議決定を撤回させよう!」「日米ガイドライン改定反対!」「自衛隊の海外派兵・武力行使反対!」「憲法違反の安倍政権を退陣させよう!」の声をあげ、道行く人々に訴えました。