第19回定期大会を開催~地域から政治を変える! 私たちは、2015年統一地方選に全力で臨みます

 

東京・生活者ネットワーク第19回定期大会での議案審議。2014年3月8日、千代田区の弘済会館

東京・生活者ネットワークは、38日 四ッ谷・弘済会館を会場に、「第19回定期大会」を開催しました。34の地域ネット大会代議員参集のもと活発に議論が交わされ、前期活動総括の承認とともに、201512月までの活動方針など全議案を可決。第19期の活動を開始しました。役員信任投票では、代表委員に西崎光子(再任・世田谷ネット都議)、大西由紀子(再任・国立ネット)、池座俊子(再任・狛江ネット)の3人が、事務局長に渋谷恵美子(再任・葛飾ネット)が信任されました。

また、大会直前に執行された日野・町田両市議会選挙では、日野ではローテーションに成功、町田では複数化を勝ち取ったことで、6月の立川(現職・いなはしゆみ子、新人・谷山きょう子を擁立)はもとより、12月の西東京、そして2015年春の統一地方選挙へと向ける幸先のよいスタートとなりました。さらに、練馬ネットでは4月の補選(新人・やない克子を擁立)への取り組みを決定、活動が活発化しており、6月には、杉並でも区議補選が視野に入っています。

大会参加者らはこの日、地域とともにあるローカルパーティの真価を示すチャンス・来る自治体選挙、2015年春の統一地方選挙に向けて真摯に立ち向かうことを共有し、最後に「大会宣言」を採択。第19期の新たなスタートを切りました。

 

東京・生活者ネットワーク 第19回定期大会 大会宣言 

立憲主義とはなにか、民主主義とはなにか、そして、市民自治とはなにか、を今ほど問われている時代はこれまであったでしょうか。

数の力で押し切った秘密保護法制定と官邸主導の日本版NSC発足、集団的自衛権行使容認と憲法改正の動きに加えて、現在全基停止している原子力発電所の再稼働をもくろむなど、安倍首相は「最高責任者は私だ」と公言して憚らない有り様です。敗戦後、隣国との関係を修復することに力を注いだ先人たちの努力を、「靖国参拝」によって一瞬にして灰燼に帰した安倍首相を国のリーダーに持った私たち。これから2年半、国政選挙はありませんが、選挙に依る多数派に、ただ黙ってついていく時間にしてはなりません。市民とともに歩もうとする、確たるリーダーを登場させる機運を高め、そのためのロードマップを、あきらめることなく描こうではありませんか。 

29日に行われた都知事選では、脱原発候補を抑えて、自公の組織的支援を受けた舛添要一氏が初当選しました。新知事の手腕は未知数ですが、「原発への依存度を減らしていく」と述べた選挙公約を実現させるために、実効性のある政策提案をしていかなければなりません。 

生活者ネットワークは、「政治は生活の道具」と位置づけ、東京で唯一の地域政党として市民自治のまちをめざし、命や暮らしに根ざした問題に取り組んできました。「脱原発」を基本政策に掲げ、特に311以降、「原発ゼロ・エネルギーの地産地消」を訴え、省エネと自然エネルギーによるエネルギーの自立、放射能対策をはじめとする食の安全と都市農業の保全、首都直下型地震への備えを強化した防災対策などを訴えてきました。脱原発社会の実現に向けた歩みをさらに進めるとともに、今後やって来る少子超高齢社会においても、子ども、若者が夢を描ける社会づくり、環境づくりを地域から実現に向けなければなりません。 

市民からの政策提案、暮らし発・生活者の課題提起をしっかりと受け止め、党派を超えて討議・熟議する議会改革を実体化するために、生活者ネットワークのさらなる議席確保が求められています。

生活者ネットワークは、今後各地で行われる自治体議会選挙、2015年春の統一地方選挙を視野にあらたな活動を開始し、すべての候補者の当選を目指します。 

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東京・生活者ネットワーク第19回定期大会参加者一同

6月22日の立川市議会議員選挙にむけてアピールする、稲橋裕美子(左)と谷山恭子

4月20日の練馬区議会議員補欠選挙にむけて決意を述べる栁井克子

大会当日の投票で信任された役員(すべて再任)。左から、代表委員の三人、大西由紀子(国立)、西崎光子(都議・世田谷)、池座俊子(狛江)と事務局長の渋谷恵美子(葛飾)

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