新宿駅西口で都議選候補予定者6人による街頭報告集会――2013生活者宣言――

「地域経済のあらたなしくみづくりを都政に提案していきます」と政策をアピールする、昭島市選出の現職都議、生活者ネットワーク・みらい政務調査会長の星ひろ子

東京・生活者ネットワークは4月12日、いよいよ2カ月後に迫った都議選告示日を視野に、新宿駅西口で、都議会議員選挙立候補予定者6人による大遊説を行い、東京都議会議員選挙政策「―2013生活者宣言―」を発表した。おおぜいの買い物客、通勤客らが行きかう夕方5時半からの約1時間、6人の候補予定者が暮らし発・東京の課題を訴えた。

 

「高校中途退学者、進路未決定のまま卒業した子どもたちの実態調査を東京都に求め、ようやく実施された。若者の再チャレンジのしくみづくりを提案していく」と訴える国分寺市・国立市選出の現職都議、山内れい子

星ひろ子(昭島市・都議現職)は、「格差・非正規雇用の増大に対して、子育ち・子育てや、介護などの地域ニーズに沿った新しい雇用を創出。地域経済の活性化と、支え合うセーフティネットの強化を」

山内れい子(国分寺市/国立市・都議現職)は、2010年のOECD優先政策に言及。「これからは経済発展からウェルビーイングを目標とし、それを担うのは教育としている。日本はいじめを道徳で解決しようとしているが、子ども一人ひとりをエンパワーする環境整備をめざすべき。子どもの幸福度世界一・オランダの教育に学ぶべき」

小松久子(杉並区・区議)は、「女性・子どもの視点を大事にしてきた。一般質問から明らかになった子宮頸がんワクチンの副反応と定

「がん対策を推進する自治体として、東京都には、正しい情報を普及啓発するように求める。女性の権利としての健康を守ること、子ども自身が性に関わることを権利として決めていけるような性教育をきちんと整えることに取り組んでいきます」と述べる、東京・生活者ネットワーク政策委員で杉並区議の小松久子

期接種化に舵を切ったことは大きな問題。思春期の子どもの、特に女性のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)こそを、守るべき」

やない克子(練馬区・新人)は、「ワーカーズ・コレクティブで働いてきた現場の経験から、一人ひとりが自ら出資し、ともに運営し、働くワーカーズの法整備をすすめたい。制度化によってワーカーズ・コレクティブという働き方の定着を」

奈須りえ(大田区・区議)は、「税

「社会や地域に必要な機能を仕事としてつくり出す、ワーカーズ・コレクティブのメンバーとして働いてきた経験をもとに、若者、女性や、社会的弱者といわれる人たちが、いきいきと働く東京を実現するために力を尽くします」と訴える、東京・生活者ネットワーク政策委員(練馬区)のやない克子

収も豊かで、民営化で経費削減を進めてきた大田区で、保育の待機児1300人、特別養護老人ホーム待機者1600人と社会保障の充実が遅れているのは、区政が広域の大規模公共事業に偏重しているからと考える。都区財政調整制度に踏み込む。都から区への分権と財源移譲を」

西崎光子(世田谷区・都議現職)は、「高齢化率21%、高齢者の5人に一人が、ひとり暮らしという現状から、住まい、介護、医療

「10年間の大田区議会議員としての活動経験をもとに、住民福祉の向上にこそ財源をあてていくべきと提案していく」とアピールする、東京・生活者ネットワーク政策委員で大田区議の奈須りえ

の連携による地域包括ケアシステムの構築が必要だ」など、一人ひとりから都民の生活に則した実感のこもった、そして経験に基づいた政策提案を行った。

 

東京の課題を置き去りにしたまま、国政選挙の嵐に振り回されてきた都議会議員選挙。首都であればなおさら、右傾化した国政の道具となる都政ではなく、市民が主役となる都政を実現しなければ

「6年間の都議会での活動で、地域医療の推進、訪問看護ステーションの増設、新しい住まい方などをはたらきかけてきた。さらに福祉と医療の連携で安心の地域づくりを実現していく」と訴える、東京・生活者ネットワーク代表委員で現職都議(世田谷区選出)、生活者ネットワーク・みらい幹事長の西崎光子

ならない。

生活者ネットワークへ、みなさまの声をお寄せください。

tokyo@seikatsusha.net

 

6月23日(日)は、東京都議会議員選挙の投票日です(期日前投票は15~22日)。

 

都議選政策「2013生活者宣言」のプラカードを掲げる、生活者ネットワークメンバー。新宿駅西口で。2013年4月12日

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