32万3076筆の署名簿を提出!〜「原発」都民投票条例の制定と、その実現を求めて直接請求
160人を超える都民の手によって署名簿が都庁に運び込まれた
原発の稼働の是非を問う東京都民投票条例の制定を求める市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」は、5月10日、地方自治法に基づき32万3076筆の署名簿を添えて石原慎太郎都知事に原発都民投票条例の制定を請求しました。請求代表者は、「今回私たちが行使するこの条例制定の直接請求権は、選挙権、被選挙権、議会の解散を求める直接請求権、首長・議員の解職を求める直接請求権などと並ぶ、主権者が持っている重要な権利です。都知事は、市民に認められた権利を十分理解されたうえで、意見書を添え、議会に付議されることを強く求めます」と、声明を読み上げました。都知事は自らの意見を付けて、都議会に議決を求めることになります。
これに先立ち署名簿の入った箱は160人を超える都民の手によって都庁に運び込まれました。昨年12月10日から2カ月かけて市民自身が受任者となり、同じ自治体の有権者に署名を呼びかける運動を展開してきた多くの受任者や市民がこの場に立ち会い、都庁第二庁舎ホールは静かな熱気に包まれました。