第3回議員連絡会開催

〜東京問題解決に向けて〜

4月19日、議員連絡会を開催しました。東京問題解決に向けて、都議と区議・市議の情報共有と意見交換を目的として毎議会終了後行っています。

 今回は福島第1原発事故から1年が経過し、放射能について多くの都民が不安を抱いてことからエネルギー問題、放射能対策、災害廃棄物の広域処理問題をテーマに行いました。
当日は、西崎光子さん(都議会生活者ネットワーク都議会議員)からは「エネルギー対策・放射能対策について」。奈須利江さん(大田ネット区議)からは「災害廃棄物広域処理の課題〜被災地のがれき処理はなぜ進まないのか」。村上典子さん(豊島ネット区議)からは「豊島区の再生可能エネルギー採用までの経緯」、前田せつ子さん(国立ネット市議)からは「①給食、地場農産物の放射能測定と規制値について。②放射線に関する副読本の目的と指導方法を問う」等、それぞれ一般質問で取り上げたことが事例報告されました。
 中でも災害廃棄物の広域処理は、費用、衛生、雇用等の面において、自治体に大きな影響を及ぼすものです。特に放射性物質による健康への影響等を考えれば、被災自治体と受け入れ自治体の合意は欠かせません。東京の場合は、清掃事業は都の管轄ではなく、区や市の業務です。地域自治体に相談もなく、石原知事のトップダウンで受け入れが決定したことは問題で分権の視点からも逆行するものです。
 また、連絡会では廃棄物処理について
1. 県内処理が原則であること。
2. 受け入れ自治体に対して情報公開を徹底し、住民と十分なリスクコミュニケーションがとれるよう、説明責任を果たすこと。
などを共有しました。
 今後も向き合っていかなければならない放射能については注視していくとともに、都と区・市との連携で問題解決にむけて政策提案していきます。

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