「子育て・介護」複合課題調査報告集会

超高齢社会、少子化の進展、加えて晩婚化・晩産化により、子育てと高齢者の介護を抱えている20代〜40代が増えています。その実態を把握しようと市民福祉サポートセンターが実施した調査の報告会が、7月11日衆議院会館で開催されました。

調査報告とともに、実際に子育てしながら介護を経験した30代の女性、また、働きながら、子育ては一段落したものの介護は続いているという40代の女性の実体験を伺いました。
子どもと高齢者という縦割りの制度・施策の狭間で、
◆適切なサービスが受けられない
◆遠距離介護など経済的な負担が大きい
◆辛さや苦しさが周囲に理解されない
など、複合的な課題が浮き彫りにされました。

早急に求められているのが、行政でたらい回しにされない総合的な相談窓口、また、仕事、子育て・介護という重圧による悩みや不安などを話しあったり、情報交換のできる地域の場づくりです。

東京・生活者ネットワーク
代表委員 山口文江

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