「脱原発・エネルギーシフトをめざす6・4シンポジウム」開催される!

自然エネルギー主流へとシフトしていく正念場生活者ネットワークは、eシフトに賛同し、ともに活動を進めます

セッション1福島現地からの訴え
セッション1福島現地からの訴え
自然エネルギー主流のエネルギー政策の実現は可能だ!

6月4日、標記シンポジウムが、東京・生活者ネットワークも賛同参加する、「原発・新しいエネルギー政策を実現する会(略称:eシフト)」の主催で開催された。
eシフトは、3月11日に発生した福島第一原発事故を契機に、脱原発と自然エネルギーを中心とした持続可能なエネルギー政策を実現させることを決意した団体・個人の集まりで、<「事故被害の最小化」と「責任所在の明確化」><「脱原発と持続可能なエネルギー政策に向けた政策提言づくり」と「その実現」><「市民への有益な情報発信」と「社会的ムーブメントの巻き起こし」>の、主に3分野で活動を展開している。さまざまな団体が、立場の違いを乗り越え、それぞれの団体が互いの長所を活かしながら、緩やかにネットワークし、真に豊かで安心できる持続可能な社会をつくるための大きなうねりとなっていくことをめざしている。

これからの未来の話をしよう!

 当日のシンポジウムでは、自然エネルギーを主流化するための政策を提案し、議論する場として、5つのセッションを提供。福島現地からの切実な訴えを受け、20ミリシーベルト基準問題で生じている事態を直視し、議論したセッション1を皮切りに、エネルギーシフトに向けて、何がどう可能かを提示してきたキーパーソンたちが、「原発のない社会」を切り拓く解決策を提示。「これからの未来の話をしよう!」を題したセッション5へとつないだ。エネルギー大消費地・東京から、自然エネルギーを主流としたエネルギー政策を実現にむけようと一歩を踏み出す機会となった。

eシフトでは、6.4スタート集会に続き、6.11には脱原発100万人アクションを、さらに国政の場でエネルギーシフトを訴える集会などへと活動を広げていく構えだ。

「原発当たり前」から「自然エネルギー当たり前」へ。生活者ネットワークは設立以来、脱原発を掲げ、「街を節電所に!」「エネルギー自立都市・東京をつくる」と訴えてきました。私たち東京・生活者ネットワークにとっても、オルタナティブな暮らし方や、自治体から市民が描く地域エネルギービジョンを実現していく正念場ととらえ、活動を進めていきます。<文責:東京・生活者ネットワーク広報室 加藤千鶴子>

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