都議会を改革する!
都民に開かれた、信頼される都議会の実現に向けて
政権交代を求める世論の高まりは、国政選挙においては、与野党逆転という結果をもたらし、政治は今、劇的な大変革の時を迎えています。
一方、7月の都議選で民主党が第1党となった都議会は、そのスタートとなる臨時会が当初予定された8月10日が前代未聞の流会になるという事態になってしまいました。最終的に8月31日に開催されるまで、都民不在の水面下の駆け引きに終始し、この先の議会運営に大きな不安を抱かせるものでした。
ようやく、多くの新人議員を迎えて改選後はじめての本議会が、9月7日から始まり、新しい議会の方向性を示す重要な場とすべきでしたが、残念ながら、席順、所属委員会など、これまでと変わったことは何もありませんでした。
これまで多くの批判が寄せられてきた「都議会の海外調査」についても、マスコミの候補者アンケートのなかでも見直すべきという回答が多かったにもかかわらず、「調査に支障のない範囲で、経費の節減につとめる」という項目が新たに加えられた程度の見直しで決まってしまいました。
都議会生活者ネットワーク・みらいは、都民に開かれた、わかりやすい、信頼される都議会の実現に向けて、議会として最大限努力すべきであり、引き続き、海外調査の見直し・是非や議会の活性化にむけて、「都議会のあり方検討委員会」のなかでの議論を求めていきます。