未来に希望を持てる予算を
2008年度の東京都予算原案によせて
昨日、2008年度の東京都の予算原案が発表されました。
景気の先行きが不透明な中、前年比3.8%増の6兆8500億円の大型予算となっています。
この予算原案を受け、都議会生活者ネットワークは談話を発表しました。
<談話の主な内容>
道路整備などのハード面に、予算の半分がつぎ込まれています。しかし、巨大都市のモデルともなっている東京の優れた公共交通体系をいっそう充実させ、脱車社会で温暖化対策を進めることを優先し、誰もが使いやすい公共交通にすることに比重を置くべきです。
少子高齢社会への対応は、抜本的な発想の転換を要します。全ての子どもを、社会の子どもとして育てるしくみや、しごとと子育てを両立するための具体的な支援が必要です。
生活者ネットワークは、未来に希望の持てる予算をめざし、みなさまからの提案が活かされるよう、活動を展開してまいります。