参議院選挙 大河原まさこさんを推薦
分権自治社会をめざして ローカルから国政を変える
東京・生活者ネットワーク代表委員/都議会議員 山口文江
今年7月に予定される参議院議員選挙は、 安倍政権の評価を問う国政選挙です。 小泉政権から引き継いだ政府の政治姿勢は変わらず、 景気回復の成果を強調していますが、 その効果を享受しているのは限られた特定層であり、 格差は広がり固定化がすすんでいるのが市民の生活実感です。
安倍政権誕生後、 現在の教育の荒廃をあたかも教育基本法に問題があるかのような議論を展開し、 教育の根本原則である基本法を数の論理で改正したことは大きな問題です。 また、 核実験の脅威を強調し、 非核三原則さえ否定するような党役員の発言を容認。 集団的自衛権の行使をも視野に入れた憲法9条の改正を明言しています。
今回の参議院選挙で、 衆議院の決定を牽制する参議院の構造をつくることができれば、 続く衆議院選挙では、 市民の側から政権を選択し国政を変えていくことができます。 なんとしても参議院の構成を変えなければなりません。
東京・生活者ネットワークは、 07年参議院選挙にむけて、 国政に対する市民の関心と投票率を高める活動をすすめ、 政治の質と構造を変えることをめざします。
候補予定者を第一次推せん
東京・生活者ネットワークは、 参議院選挙にむけて、 東京選挙区候補予定者の大河原雅子さん(民主党)と政策協定を結び、 推せんを決定しました。 政策協定は、生活者ネットの国政方針の政治理念と政策課題(参照:最下段のリンク)に基づいて行ないました。さらに、 比例区では女性候補で政策を共有できる人、 特に推進すべき政策を掲げる人を推せんする立場で臨みます。
大河原まさこ(おおかわらまさこ)さん
1953年横浜市生まれ。 77年国際基督教大学教養学部卒業。 82年生協加入を機に地域活動を始める。93年都議会議員初当選(世田谷)、3期10年在任。99〜2006年東京・生活者ネットワーク代表委員。現在、市民セクター政策機構副理事長など。