全国市民政治ネットワーク 発足
生活者ネットワークと同様に、地域で活動し、ともに運動をすすめているローカルパーティが全国1道8県にあります。これまで「代理人運動交流センター」という名称で、活動や政策の情報交換などの交流をすすめてきました。所属議員は146人で、地域でさまざまに、市民自治をめざして、市民の政治を実現しています。
その「代理人運動交流センター」の第14回総会が11月2日に開催され、北海道、千葉、埼玉、長野、東京、神奈川、福岡、熊本のメンバーが、開催地の横浜に集まりました。
今回の総会では、名称を「全国市民政治ネットワーク(略称「全国ネット」)」とあらため、これまで交流が主であった活動から、これからのローカルパーティの役割や、政策の連携を研究していくことが確認されました。
総会後には、神奈川ネットを訪れていた韓国プアン市の女性団体との交流会が行われました。プアン市は、住民の大半が核廃棄物処分場の建設反対運動に参加し、投票率72%の住民投票を実現させ、91.8%の反対票で建設を阻止したまちとして、韓国では有名なまちです。今回、そのプアンから4つの女性団体が来日し、建設反対運動の経過を聞くことができました。
今回の来日目的は、5年後に行われる選挙に挑戦するために、日本の女性たちが議員を送り出している活動を参考にするためということです。
全国から集まったメンバーは、各地で展開されている活動の情報交換をするとともに、韓国の市民運動からも多くを学んだ1日となりました。
<写真上>左:プアン議定参加団の崔文姫さん、中央:NPO法人北海道グリーンファンドの説明をする、市民ネットワーク北海道の立野憲子さん、右:、NPO法人エコメッセの説明をする東京・生活者ネットワークの大河原雅子
<写真下>交流会参加者