辺野古に基地はつくらせない! 1.25国会ヒューマンチェーン行動に賛同します
辺野古に基地はつくらせない! 東京・生活者ネットワークは「1.25国会ヒューマンチェーン」行動に賛同します
いまから2年前の1月、沖縄の全41市町村長を含む代表団が東京・日比谷野外音楽堂に集結。集会・デモを行い、安倍首相に「建白書」を直接手渡したことは記憶に新しい出来事です。「建白書」で要求した事項は2つ。
1.オスプレイの配備を直ちに撤回すること。
2.米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、辺野古への「移設」を断念すること。
その後、仲井眞知事(当時)が公約をひるがえして、辺野古埋め立てを承認するということもありましたが、昨年11月16日に執行された沖縄県知事選挙では、辺野古新基地建設絶対反対を掲げる翁長雄志さんが勝利。続く12月14日の衆議院選挙においてもオール沖縄で臨み、辺野古新基地建設に反対する候補が沖縄全4区で当選しました。
問答無用、民意無視、自治権侵害を許してよいのか
今や、辺野古に新基地建設はつくらせない! 認めない! という沖縄の民意は明らかです。しかし、安倍首相は、公益を盾に「普天間の固定化はあってはならない。選択肢は辺野古しかない」とし、あくまでも辺野古に基地を建設する姿勢を変えていません。上京した翁長知事とは会談を拒否。交付金を減額する一方で、辺野古工事関係の補正予算は大幅増という民意無視、問答無用の事態となっています。この1月15日からの海上工事再開に至る過程においても、沖縄側との対話は果たされず、通告もないまま。去る10日深夜から11日未明という時間帯に大量の工事資材の搬入が続き、阻止行動参加者からは逮捕者も。そもそも公益は、ひろく憲法・地方自治法の精神を踏まえて、総合的に判断されるべきものであり、日米安保条約・地位協定上の義務履行という国の立場からの利益「国益」のみが優先される論理は取りえないことは自明です。
辺野古に基地はつくせない!海上工事は停止を!!
日本全土の0.6%の面積に過ぎない沖縄に在日米軍基地の74%を押しつけている上に、普天間基地の撤去を理由に、基地を沖縄県内でたらい回しにすること、代替施設を沖縄に押し付けることは許されません。いま問われているのは、日本の「本土」に暮らす私たち市民の決意ではないでしょうか。政府が沖縄の民意を無視しようとしている現状を前に、私たちはいまこそ声をあげなければなりません。在日米軍基地はいらない! 辺野古にも高江にも基地はつくらせない! 認めない! という私たち市民の意志を政府・安倍首相に届けなければなりません。
東京・生活者ネットワークは、「1.25国会包囲ヒューマンチェーン」行動に賛同し、多くのみなさんの参加を呼びかけます。
◆とき:2015年1月25日(日)14時〜15時(14時〜リレートーク:前田哲男さんほか)(15時〜ヒューマンチェーン:終了見込み時刻は15時半)
◆場所:国会周辺(国会正門向かいの通りから集まり、国会包囲をめざします。最寄り駅:国会議事堂前駅、永田町駅、霞ヶ関駅)
◆主催:「1.25国会包囲ヒューマンチェーン」実行委員会(シンボルカラーの青いものを身につけて集まってください)
◆直前情報(「お知らせ」に詳報) https://www.seikatsusha.me/news/2015/01/23/6922/