2013年都議会議員選挙を終えて
「東京には東京の地域課題がある」。生きにくさを抱える子ども・若者が未来に希望を見出せる東京をどのようにつくるのか、待ったなしの保育や高齢者施策、若者や女性の雇用の確保、原発に頼らないエネルギー政策をどうしていくのかなど、未来につなぐ具体的な政策をしっかりと訴えてきました。
東京を生活のまちにするためには、都知事のトップダウンにNO!を示さなければなりません。都議会を生活・地域課題を解決する場として機能させ、議員特権の廃止、都議会への都民参加を訴え、「生活者の改革」に多くの人の共感を得ることができました。参院選の前哨戦と言われ、国政並みの選挙が繰り広げられる中で、生活者ネットワークへの期待感が日に日に増す手ごたえを感じました。
もはや、経済成長さえすればなんとかなるような時代ではありません。「アベノミクス」のネーミングに象徴されるイメージ作戦で、都議会に国政政権与党が多数占めることになれば、無駄な大型公共事業に税金をじゃぶじゃぶ使う時代遅れの利権政治の復活を許すことになります。これ以上借金を子どもや孫の時代にまで負わせるわけにはいきません。
圧倒的に女性が少ない都議会で生活者の視点を主張する「市民の議席」として、西崎光子、山内れい子、小松久子が3つの議席を得ることができました。
東京・生活者ネットワークは、人口減少と超高齢社会に備え、多くの市民活動とともに東京の生活課題を解決していく地域政党として、新たな視点で、都市型の社会保障を提案し、東京を生活のまちに変えていきます。