「多重債務者は救える」支援フォーラム設立へ

　消費者ローンをはじめとする借金苦、家庭内暴力、離婚問題、児童虐待、野宿生活者、引きこもり、自殺などの増加は、日本の社会・経済環境を如実にあらわしています。
　「暮らしと命」が破綻に瀕している人々の救済のための生活相談支援事業をたちあげるためのフォーラムが「生活サポート東京生活協同組合（仮称）設立発起人」の主催で開かれ、発言者として招かれ参加しました。
　この生協が行う生活相談支援事業には、介護者のケア問題、ホームレス問題と自立支援、依存症・引きこもり・自殺、経済的困窮者及び仕事づくり、子育ておよび教育支援などの諸課題に応じた具体的事業を構想しており、設立にむけ動き出しています。
本来なら公的な支援をこそ必要とするこれらの課題解決に、市民が力を出し合い助け合うしくみづくりをしようとするもので、期待が集まっています。