西東京市議会選挙 全員当選

12月24日投開票の西東京市議会選挙で、西東京・生活者ネットワークから立候補した3人全員が上位当選を果たしました。

 保谷なおみ(5位2344票/2期目)
 大友かく子(7位2202票/1期目)
 板垣洋子(10位2168票/1期目)

 今回は、合併後2度目の選挙で、定数6議席減の30議席をめぐり、各政党が現有議席数を減らしてのぞむ選挙でした。そのなかで、西東京ネットは、現職の渡辺かつ子(在職3期)、森下のり子(在職2期)がそれぞれ新人にバトンタッチをしながら現有議席確保を目指す厳しい選挙でした。
 生活者ネットの議員は、最長でも3期12年で別の人に変わります。議員を職業化・特権化せず、世代交代を進めることで参加の層を広げています。任期を終えた議員は、市民政治を広げるための活動や地域活動などに、その経験を活かしています。

 生活課題の解決の場として、地方議会を使いこなす必要性を、家事・育児・介護など生活労働を担ってきたものの視点から提案する生活者の姿勢。おおぜいの人と一緒に地域課題、生活課題を調査し、政策に練り上げる実践。分権時代の自治体運営に欠かせない情報公開と市民参加の促進。特権の集中する議員のあり方をただし、職業議員の姿を打破するネットの政治スタイル…などが、有権者に大きく受け止められ、共感を得た結果だと思います。

 西東京では、交代した各議員経験者が環境、福祉、コミュニティ形成など、それぞれの場で活動を実践しています。これまで西東京市で積み上げてきた活動と、新人を取り巻く新しい人のつながりで、多くの市民と出会い、対話する丁寧な地域活動、そして、選挙戦を通じて応援を惜しまなかった各地域ネットのメンバーの結集で激戦を制することができました。

 この力を糧に、生活者ネットは一丸となって、来年4月の統一地方選挙での勝利を目指し、一気呵成に駆け抜けていきます。

  代表委員 山口文江

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