東京・生活者ネットワーク 2025東京政策

東京・生活者ネットワーク 2025東京政策
あなたの選択が、東京を変える。

東京で「生きる」をささえる

東京は多様な1400万人が暮らす「生活のまち」。生活者ネットワークは、暮らしに身近な問題を議会で取り上げ、福祉・環境を大切にするまちづくりの政策を実現してきました。
しかし、バブル崩壊以降に推し進められた経済効率優先の政策によって非正規雇用が増大し格差社会がすすんだ、いわゆる「失われた30年」は、コロナ禍がさらに追い打ちをかけ、貧困層の拡大はあらゆる世代で深刻な状況です。
また、気候危機は食糧危機や人命を脅かす猛暑や豪雨を生じさせ、災害対策としても喫緊の課題です。
今こそ子ども・若者が希望を持てる東京をめざし、政治の力で生活の課題を解決していかなければなりません。2025東京政策は、私たちがめざす東京を10のシーンで示しました。生活者ネットワークは、東京初の地域政党として、政治を道具として使いこなし、市民目線のまちづくりを実現していきます。

東京を生活者のまちに

東京で 暮らす
自分らしく暮らすには、住まいの保障や働き方の問題、子育て・介護を応援するしくみなど地域や社会の支えが必要です。多様性を認め合い誰もがいきいきと暮らせる東京をめざします。

  • 住まいは人権!ハウジングファーストの東京を
  • ジェンダー主流化で、多様性を認め合い私が私のままでいられる東京へ
  • ごちゃまぜになってともに働けるまちに
  • ケアワークの価値を見直し働く人の権利保障を
  • 大事なことは市民が決める、くらし優先のまちづくりを
  • 食の安全と消費者の知る権利を守る! 

東京で 育つ
子どもの育ちが未来をつくります。すべての子どもが安心して育つために自己肯定感を高める取り組みを広げ、子どもの権利を守り、子どもも大人も共に育つインクルーシブな社会をつくります。

  • 東京都こども基本条例を活かし、子どもの育つ権利を保障する
  • 子どもの権利を守る! 子どもオンブズパーソン制度をひろげる
  • すべての子どもに自然の中で思いっきり遊ぶ体験を。プレーパークをひろげよう
  • 障がいのある子もない子もともに育つ、幼児期からのインクルーシブな環境づくり
  • 親も子もひとりにしない! 産前から切れ目のない子育て支援を
  • 人権としての包括的性教育をすすめよう
  • 虐待や性暴力を受けた子どものためのリカバリーセンターをつくる 

東京で 学ぶ
学びの障壁が、私たちの背景(障がい、家庭環境、年齢、人種、性自認など)にあるのではなく、学びの場にあると捉え、学校などのあり方を変えていくことが必要です。
だれもが学びをあきらめない共生社会をつくります。

  • フルインクルーシブ教育の実現をめざし、多様な学びを保障する
  • 家庭環境による教育格差をなくす
  • 一人ひとりの状況に合った学びを保障するため、作業療法士・スクールソーシャルワーカーを全校配置する
  • いつでもだれでも学べる場を増やし、学びなおしができるチャンスを
  • 「わたしは大切な存在」―子どもから大人まで憲法・人権を学ぶ

東京で 表現する
誰もが対話する力を身につけ、相手も自分も尊重しながら「私はこう思う」と言える東京に。
あらゆる表現活動を応援し、子どもや女性、マイノリティの声が生かされた施策の実現を東京から始めます。

  • 意見表明権の保障! 子ども・若者の声が反映される東京に
  • 対話する力を育て、自治する市民を育てるシティズンシップ教育を
  • 困難さはあなたのせいじゃない! エンパワメントで声を上げられる社会に
  • 市民の主体的活動を活かすまちづくりを
  • 市民に開かれた議会に変える
  • 武器も基地もいらない! 東京から平和を訴える

東京で 憩う
誰もが身近で芸術やスポーツを体験できる場、水や緑など自然を感じられる場、世代問わず繋がり人のあたたかさを感じられる場。私たちの人生をより豊かにするために、多様な憩いの場をつくります。

  • 所得に関係なく誰もが気軽に芸術やスポーツなどを楽しめる東京に
  • 多世代が憩える公園づくりを市民参画ですすめる
  • 地域の水と緑を活かした景観を守る
  • 街路樹の適正管理で樹冠を維持し、木陰をつくる
  • たき火の利用やまちなかベンチ、みち遊びなど対話がはずむまちづくりをすすめる

東京で 循環する
地球沸騰化を食い止め、PFASなどの化学物質による大気、土壌、水質汚染をこれ以上拡大させず、浄化していくことは喫緊の課題です。食とエネルギーの地産地消、循環型の東京を目指すことで、命をつなぐ環境を守ります。

  • 脱原発! 電力の地産地消、再エネを最大限生かし省エネ・創エネ社会に
  • 東京を冷やす! 緑を増やして建物を断熱化、クールダウン東京に
  • 水循環として安全な地下水を取り戻すための保全と活用を
  • 脱プラスチック! 大量生産・大量消費・大量廃棄から本気で脱却
  • 持続可能な都市農業を守り、地産地消をすすめる
  • 住まいの循環! ライフステージに応じた住まい方で住み続けられるまち東京に
  • 地域でひとが動きものが動く、循環型経済をすすめる

東京で 備える
誰もが安心できるまちは、顔の見える地域づくりから。災害だけでなく、都市計画、化学物質対策、終活など、目の前の課題解決と共に、未来を見据えた都市像を描き、人口減少社会に備えます。

  • 市民参加でグリーンインフラによる水害対策に取り組む
  • 地域コミュニティづくりは災害対策。障がい者や外国人など、あらゆる人の顔が見える関係づくりをすすめる
  • 被災した子どもの心のケアと育ちを保障する
  • トイレカー、キッチンカーなどを地域に備え、非常時の生活の質を保障する
  • 予防原則に基づき、香害などの化学物質対策をすすめる
  • 人口減少社会に備え、不要な大型公共工事を中止する
  • 継承者を必要としない樹木葬や共同墓地など、家制度にしばられずに選べる墓地を増やす

東京で 移動する
行きたいところに安心して行ける移動支援の充実や誰にもやさしいユニバーサルデザインで外出を支えます。深刻な人手不足に苦慮する地域公共交通のあり方をみんなで考えます。

  • 移動は基本的人権! 行きたいところに安全安心に行ける移動支援の充実
  • 公共交通の空白地域の解消は福祉的視点で
  • 多様なニーズに対応できるユニバーサルデザインをスタンダードに
  • CO2を出さない移動手段を増やそう
  • 歩いて、快適に目的地に行けるウォーカブルシティをめざす

東京で 老いる
東京で暮らす高齢者の半数近くが単身世帯です。なかでも、高齢単身女性の貧困が深刻です。老いてひとり暮らしになっても、認知症になってもだいじょうぶ。
地域で安心して暮らしつづけられる東京をつくります。

  • 介護問題は都市問題、ケアする人もされる人も大切にされる東京に
  • 孤立しないさせないしくみを地域につくる
  • 地域社会に認知症当事者の活躍と交流の場をつくる
  • いくつになっても自分らしく働けるご近所就労をすすめよう
  • 人生のエンディングに自分らしく備えるため終活体制の充実を

東京で つながる
世代を問わず単身者が多い東京で、ひとり孤立した不安な人をつくらない。つながり、支えあう社会をつくります。自由で多様な生き方を認めあえる東京をめざします。

  • ひとりでもじゃない、つながれる社会へ!
  • 多世代交流の居場所、コミュニティ食堂など「つながり」を育む機能を増やす
  • デジタル技術を活用し、人とつながる場をひろげる
  • コミュニティ農園を通じて農と食とひとをつなぐ
  • 多文化・多民族共生社会を実現する
  • 地域課題を解決するために自治体連携をすすめる