さようなら原発 さようなら戦争 全国集会 開催される
さようなら原発 さようなら戦争 全国集会に9500人が参加
9月18日、代々木公園で、「ともに生きる未来を!」をテーマに、「さようなら原発 さようなら戦争 全国集会」(主催:「さようなら原発」一千万署名市民の会 協力:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)が開催され、9500人の市民が参加した。
代々木公園では、午前11時から、約40の市民活動団体などのブースが設営され、原発再稼働反対、脱原発、原発事故被害者裁判、原発輸出反対、脱被ばく実現、被曝労働裁判支援、新規原発建設反対、憲法を守る、狭山事件の再審を求めるなど、さまざまな訴えの展示のテントが並んだ。
12時30分からは、けやき並木ステージでの第1部のスピーチが始まった。発言したのは、松本徳子さん(避難の協同センター代表世話人)、芝口正武さん(福島県教職員組合双葉支部長)、古今亭千代菊さん(落語家・芸人9条の会)、清水雅彦さん(憲法学者・日本体育大学教授)、山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)、高田健さん(総がかり行動実行委員会共同代表)。山城博治さんとともに、沖縄の音楽でカチャシーも踊られた。
13時30分からは、野外ステージで第2部が開始した。木内みどりさん(俳優)が司会に立ち、開会あいさつは、落合恵子さん(作家)。
福島からの訴えは、佐藤和良さん(福島原発刑事訴訟支援団団長)、福島原発告訴団の武藤類子さんも発言。大阪に自主避難している森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)が、「憲法に保障された健康で平和に生きる権利の実現を!」と力強く訴えた。
玄海原発再稼働阻止の運動からは徳光清孝さん(原水爆禁止佐賀県協議会会長)。
趙博さん(浪花の歌う巨人パギやん)の歌をはさんで、総がかり行動から福山真劫さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)が、「市民と野党の共闘で、安倍政権を終わりに!」とアピール。山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)は、「今こそ立ちあがろう」の歌をまじえて力いっぱいの発言。
閉会のあいさつに立ったのは、ルポライターの鎌田慧さん。
集会の最後には、参加者が一斉に「安倍の原発推進NO!」「安倍の9条改憲NO!」のプラカードを掲げてコール。腕を組んで「We shall overcome」を歌った。
集会後、参加者は、原宿コース、渋谷コースの2つに分かれてデモに出発。道行く人たちにむけて、「原発いらない!」「戦争いらない!」「改憲反対!」「子どもを守ろう!」「地球を守ろう!」のコールを投げかけた。
生活者ネットワークメンバーも各地域から、集会・デモに参加した。