鳥越俊太郎候補 各地で市民街宣・個人演説会~鳥越新知事誕生を待望!

◆7月26日(火)18時〜、新宿区にて、東京都知事選「鳥越俊太郎応援7・26街頭演説会」が行われた

 

作家の澤地久枝さんの応援を受け、おおぜいの聴衆の声援に応える、都知事候補の鳥越俊太郎さん。7月26日、新宿駅東南口

作家の澤地久枝さんの応援を受け、おおぜいの聴衆の声援に応える、都知事候補の鳥越俊太郎さん。7月26日、新宿駅東南口

ここ、新宿駅東南口は、鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)候補が都知事選第一声を発した地。雨模様にもかかわらず、大勢の市民が参集、通行中の足を止める人もひきも切らない。この日、鳥越候補は、都内の保育室で保育士見習い中の若者との対話の様を報告、若年世代の労働環境の改善、待機児童ゼロ、待機高齢者ゼロの東京を実現するための抱負・決意を述べた。

応援弁士として駆けつけた人の中に、参院選沖縄選挙区で圧倒的勝利を勝ち取った伊波洋一参議院議員が。伊波さんは、参院選後の沖縄で何が起っているか、辺野古で、高江で何が起っているか、安倍政治の手のひら返し・暴挙を報告。自公政治をそのままに都知事選に立候補している対立候補の欺瞞を厳しく指摘した。

 

 

力強く抱負・決意を語る、鳥越俊太郎都知事候補。檀上には、落語家の古今亭千代菊さん、作家の澤地久枝さん、元国立市長/元東京・生活者ネットワーク代表委員の上原公子さん、作家の雨宮処凛さん、ルポライター鎌田慧さんらが並ぶ。7月26日

力強く抱負・決意を語る、鳥越俊太郎都知事候補。檀上には、落語家の古今亭菊千代さん、作家の澤地久枝さん、元国立市長/元東京・生活者ネットワーク代表委員の上原公子さん、作家の雨宮処凛さん、ルポライター鎌田慧さんらが並ぶ。7月26日

続いてマイクを握ったのは、山口二郎法政大学教授だ。山口さんは、思想家ルソーの『社会契約論』を引き合いに、次のように都知事選への心構えを発信。

――ルソーいわく、イギリス人は自分たちのことを自由だと思っているが、それは選挙のときだけだ、選挙が終わるや否やイギリス人は奴隷になってすべては無に帰してしまう、と。この言葉は、まさにいまの日本の現状そのものではないか! 参院選挙で安倍は憲法について一言も触れなかった! 終わるや否や自民党草案をベースに憲法改正議論を進めたいと言い、沖縄では高江ヘリパットの工事を始めた。まさに(安倍は)選挙の間だけおべんちゃらを振りまき、国民は自由だという錯覚を与え、選挙が終わったら国民をたちまち奴隷扱いしている。そういう傲慢な権力者がいまの日本を支配している。対して、東京都民は、この知事選挙という格好の「リターンマッチ」のチャンスを得た。いい加減にしろ! 我々は奴隷ではないぞ、とこの都知事選挙で声をあげていかなければならない。

これまで10数年にわたって国政の、自民党政治の中枢にいて非正規雇用の増加や社会保障の切り捨て、いんちきな東京大開発を進めてきた張本人である女性候補にいったい何ができるというのか。彼女が都知事の座に座るようなことがあれば、早晩、都民を奴隷扱いするに決まっている。さらに我々がいま考えなくてはならないことは、都知事候補の政治家としての理念・見識です。ここ、東京では絶対に差別を許さない、東京に住み、東京に集うすべてのひとの基本的人権と人間の尊厳を大事にする、これが政策以前の、まさに政治家としての必須の条件であることです。ところがかの候補は、ヘイトスピーチをこの選挙で行っている輩と同類なのであり、このような候補を都知事にしてしまうようなことがあれば、それこそ都民にとって最大の恥辱なのである。一握りの富裕層、一握りの大企業だけを豊かにし、他を切り捨てる安倍政治に、東京は決別しなければならない。追い詰められている沖縄は、きっぱり安倍政治にNO!をつきつけた。東京都民もこの都知事選で、沖縄に続き安倍政治にNO!を言おうではないか、この東京から安倍政治への反転攻勢をはじめようではありませんか。――と、冷静沈着、力強い応援が鳥越俊太郎候補と東京都民に送られた。

先日の参院選沖縄選挙区で当選したばかりの伊波洋一さんも、鳥越俊太郎候補の応援にかけつけた。左は、法政大学教授・立憲デモクラシーの会共同代表の山口二郎さん。7月26日

先日の参院選沖縄選挙区で当選したばかりの伊波洋一さんも、鳥越俊太郎候補の応援にかけつけた。左は、法政大学教授・立憲デモクラシーの会共同代表の山口二郎さん。7月26日

●総合司会:総がかり行動実行委員会 ●応援弁士:市民から(安保関連法に反対するママの会)/古今亭菊千代(落語家)/上原公子元国立市長(脱原発首長会議、元東京・生活者ネットワーク代表委員)/雨宮処凛(作家)/鎌田慧(ルポライター)/澤地久枝(作家)/浅倉むつ子(早稲田大学教授)/山口二郎法政大学教授(立憲デモクラシーの会共同代表、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)/伊波洋一参議院議員 ●行動提案:高田健(総がかり行動実行委員会) ●個人演説:鳥越俊太郎さん(東京都知事候補・ジャーナリスト)

 

 

◆7月24日(日)16時~、新宿区にて、東京都知事選「鳥越俊太郎・新宿大街宣」が行われた

 

日曜日の歩行者天国につめかけた、おおぜいの若者、市民にむけてアピールする、鳥越俊太郎都知事候補。左は、この日司会をつとめた、東京・生活者ネット代表委員の西崎光子都議。7月24日、新宿伊勢丹前

日曜日の歩行者天国につめかけた、おおぜいの若者、市民にむけてアピールする、鳥越俊太郎都知事候補。左は、この日司会をつとめた、東京・生活者ネット代表委員の西崎光子都議。7月24日、新宿伊勢丹前

歩行者天国で開放された伊勢丹百貨店周辺は、この日、鳥越候補の演説を待ち受ける黒山の人・人・人。応援弁士に立った大学院修士2年の若者から発せられたのは、学びの権利と奨学金問題だ。――毎年膨らんでいく奨学金借入れ、卒業して後の、近い将来に必ずやってくる多額・長期にわたる返済問題。都営住宅は単身の若者を排除、民間住宅の家賃は高額、若者への家賃補助制度もない。介護や保育、清掃など直接、都民生活を支えている労働が低賃金に追いやられている。この現実をしっかり見極め、都政の場に反映してほしい――と、鳥越俊太郎候補に直接訴え提言した若者の、社会を見る目の確かさ、都政を新知事と共に市民の手に取り戻そう!という呼びかけに、聴衆が、鳥越俊太郎候補が大きく頷く。鳥越候補の街宣には、いつでも、毎回、当事者市民の「声」がある。鳥越候補との「対話」がある。

「非核都市宣言 憲法をまもり 平和を」と書かれたプラカードを掲げ、語りかける鳥越俊太郎都知事候補。7月24日

「非核都市宣言 憲法をまもり 平和を」と書かれたプラカードを掲げ、語りかける鳥越俊太郎都知事候補。7月24日

●総合司会:西崎光子都議会議員(東京・生活者ネットワーク代表委員) ●応援弁士:市民からLGBTの権利保障/ブラック企業根絶と公契約条例/働くママと子ども・子育て支援/過労死のない社会へ/若者を追い詰める奨学金返済の実態/竹信三恵子和光大学教授(女性就労の実態・東京から男女平等を実現する女性勝手連) ●個人演説:鳥越俊太郎さん(東京都知事候補・ジャーナリスト)

 

 

 

◆7月23日(土)16時〜、立川市にて、東京都知事選「鳥越俊太郎・立川大街宣」が行われた

 

鳥越俊太郎都知事候補の応援に熱弁をふるう、法政大学教授・立憲デモクラシーの会共同代表の山口二郎さん。檀上には、元内閣総理大臣・民進党衆議院議員の菅直人さん、日本共産党書記局長の小池晃さんら。7月23日、立川駅前

鳥越俊太郎都知事候補の応援に熱弁をふるう、法政大学教授・立憲デモクラシーの会共同代表の山口二郎さん。檀上には、元内閣総理大臣・民進党衆議院議員の菅直人さん、日本共産党書記局長の小池晃さんら。7月23日、立川駅前

都知事選も中日となったこの日、立川駅北口にて行われた鳥越俊太郎候補の街頭演説を応援しようと駆けつけたのは、元内閣総理大臣菅直人さん、日本共産党書記局長小池晃さんら。法政大学教授山口二郎さんも駆けつけ、多摩地域から鳥越俊太郎新知事を誕生させる意義が語られた。この都知事選挙で市民の自治の力を発揮しよう!!

 

 

 

 

おおぜいの市民に語りかける鳥越俊太郎都知事候補。右は、この日司会をつとめた、東京・生活者ネットワーク都議会議員(国立・国分寺)の山内れい子。7月23日

おおぜいの市民に語りかける鳥越俊太郎都知事候補。右は、この日司会をつとめた、東京・生活者ネットワーク都議会議員(国立・国分寺)の山内れい子。7月23日

●総合司会:山内れい子都議会議員(東京・生活者ネットワーク) ●応援弁士:元内閣総理大臣・民進党菅直人さん/日本共産党書記局長小池晃さん/山口二郎法政大学教授(立憲デモクラシーの会共同代表、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合) ●個人演説:鳥越俊太郎さん(東京都知事候補・ジャーナリスト)

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