特定秘密保護法案を廃案に!

特定秘密保護法案が11月7日の衆議院本会議を経て、翌8日、衆議院特別委員会で審議入りした。安倍首相は「早期成 立」をめざしている。しかし、秘密指定の範囲や、基準や運営ルールなど、明確になっていない状況であり、国・行 政の裁量権だけが拡大される危険性に対し、 生活者ネットワークは、多くの市民とともに反対の声をあげてきた。

ゆるしていいのか?! 特定秘密保護法案(関連記事はこちら) http://www.seikatsusha.me/blog/2013/10/23/5343/

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最低限、特定秘密を時間の経過により公開し検証するしくみが不可欠であり、公文書 管理の現状の課題も合わせ、この法案は問題が多く、廃案にすべきと言わざるを得な い。 私たち、生活者ネットワークは、政治への市民参加を進めるため、行政情報、議会情報が不可欠であると考え、情 報を公開するしくみを進めてきた。 また、防衛やテロという“非日常”な問題であればよいのではなく、秘密指定の領域によっては、普通の市民生活と関わり がないとは言えない危険性も含んでいる。

国民の知る権利や人権の視点からもどうあるべきなのか、時間をかけた議論が必要であることは言うまでもない。

2013年11月8日

東京・生活者ネットワーク代表委員 大西由紀子

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