市民が育てる 東京・未来 2011

 政権交代後、国民が期待した新政権は、どこを目指して舵取りをしているのかが見えないままです。
 今年4月には、統一地方選挙が実施されます。これまで、地方議会の多くが首長の追認機関となっており、いま、議会の必要性、議員の役割が問われています。市民にとって役に立つ議会に変えなければ、切実な地域課題や生活課題を解決することはできません。

 生活者ネットワークは、一貫して地域にこだわり、生活者の視点で政治に取り組んできました。自分たちが生活するまちは、どのようなまちが望ましいのか。さまざまな世代が安心して暮らすことのできる地域はどうあったらいいのか。そのためにどのような機能やしくみが必要なのか。市民自らが知恵と力を結集し、まちづくりの主体となることを提案してきました。
 議会は、議員が多様な意見をたたかわせ、合意形成により一つの結論を導き出す場でなければならないし、住民の意見が反映される場でなければなりません。さらなる情報公開をすすめ、政策の形成過程からの市民が参画できる議会へと変えていかなければ、政治への信頼は薄れるばかりです。

 2011年自治体選挙こそ、国政との役割の違いを明確にし、地域政党「生活者ネットワーク」の真価を発揮する時です。生活のなかの実感からつくりあげた市民政策実現のために全力で取り組んでいきます。

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