東京湾とダイオキシン汚染について

第7回市民と行政の協議会報告

「市民と行政の協議会」は、都議会議員がコーディネーターとなって市民の提案や問題の解決をはかるため、直接市民と行政が政策協議する場です。
 2000年環境庁の行った調査結果から東京湾のダイオキシン汚染の深刻な実態が明らかになり、これまで食の安全を追及して活動してきた市民と協議の場を設定しました。以下おもなやりとりを報告します。

 2000年8月、環境庁水質保全局が調査をしてきた「公共用水域や水性生物のダイオキシン類の汚染度」の結果が公表されました。この結果により、政府の定めたTDI(4pg)を超える汚染魚が多数あることが判明し、近海魚の汚染実態が明らかになりました。特に、残留値が二桁になる41検体中15検体が東京湾で検出され、しかも最高の値を示したのが東京湾多摩川河口のマアナゴであったことから、深刻な東京湾の汚染状況が判明しました。
 このような状況の中で、東京都がこの調査結果をどのように認識しているのか、また、都としてどのような解決策があるのか、食品の安全性を追求している市民団体とともに話し合いました。

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